自宅でエスプレッソを淹れられると、カフェラテやカプチーノのようなミルクと合わせるコーヒーのバリエーションが、気軽に楽しめるようになります。
エスプレッソのような濃いコーヒーを抽出できる器具として「マキネッタ」を、以前にご紹介しましたが、家庭用のエスプレッソマシンがあれば、さらに本格的なカフェの味を再現できます。そのまま飲んだり、ミルクと合わせたり。本場イタリアのように、たっぷりのシュガーを入れたエスプレッソで始まる朝もいいものです。
クレマやミルクフォームも叶う、エスプレッソマシンのある風景
楽しみ方はいろいろありますが、このマシンが置いてある風景もまた、カフェ気分を高めてくれます。マシンの上にカップを置いて温められる機種なら、より本格的な景色に。
エスプレッソマシン「ascaso DREAM (アスカソドリーム) 」
エスプレッソマシンでは、極細挽きにしたコーヒーに短時間の高圧力をかけることで、少量の濃厚なコーヒーを抽出します。マキネッタと違い、クレマと呼ばれるきめ細かい泡が楽しめるのも大きな特徴。この泡が、エスプレッソの風味や香りを閉じ込める役割をしてくれるのです。
さらにスチーマーがついているものなら、抽出からスチームミルク作りまで、これひとつ。シューっと音を立ててミルクを温める瞬間は、カフェ店員になった気分です。
家庭用を選べば、サイズも価格もお手軽に
便利さや本格的な味は想像できますが、そうはいってもマシンは手が届かないし、操作や手入れも大変そうだと思っていませんか? 最近では、家庭用の小型エスプレッソマシンの選択肢もずいぶん増え、手入れの負担が少ないのも魅力です。手頃なものなら、キッチンカウンターにおさまるくらいのサイズで、価格も1〜2万円台から見つかります。
エスプレッソに使う極細挽きのコーヒーは、タンパーと呼ばれる器具で、粉をぐっと押し固めて使います。極細挽きは、お店でリクエストもできますし、飲む回数が多いなら電動ミルを検討してもいいかもしれません。
ここまで準備ができたら、あとはマシンにセットしてボタンを押すだけ。抽出時間は30秒ほどですから、ドリップコーヒーに比べて一杯にかかる時間はあっという間です。
気分に合わせて選ぶ、今日の一杯
コーヒーとひとくちに言っても、ゆっくりとドリップを淹れたい朝もあれば、濃厚なエスプレッソをくいっと飲みたいときもあります。クリーミーなミルクフォームをたっぷりのせたカプチーノがぴったりの日もあるでしょう。気分にあわせて、その日のコーヒーを選ぶ。そんなゆとりが、なんでもない日をちょっとだけ贅沢な時間にしてくれます。
おうちでのコーヒーライフを、もっと充実させたい。そう感じたら、エスプレッソマシンにも目を向けてみてくださいね。