こちらの記事「マキネッタでアレンジの幅が広がる！自宅で楽しむエスプレッソ風の濃いコーヒー」でご紹介したマキネッタ。マキネッタで淹れた濃いコーヒーは、エスプレッソと同じように様々なアレンジを楽しむことができます。その一つが、今回ご紹介するアフォガード。
アフォガードは、熱いエスプレッソをアイスクリームにかけるイタリア発祥のデザート。シンプルな組み合わせながら、絶妙な甘さと苦味のバランスが楽しめます。今回はエスプレッソやマキネッタを使って抽出したコーヒーのアレンジレシピをご紹介します。
口に含むと最初に感じるアイスの甘さ。その後にやってくるコーヒーの苦味。甘さと苦味が絶妙なバランスのアフォガードは、自宅にいながらカフェ気分を味わえるアレンジコーヒーの代表格です
最初にご紹介するのは「あずきアフォガード」。作り方は簡単です。缶詰のあずきを盛り付け、その上にコーヒー豆を挽いたときに出る微粉をトッピング。最後にエスプレッソを注ぎます。
微粉をトッピングとして振りかけると、香ばしい風味が一層際立ちます。決め細かいクレマが美味しそう！
市販の煮豆とさつまいもの甘露煮を利用したアレンジレシピ。煮豆や甘露煮は、アズキよりも甘さ控えめなので、より大人の味わいのデザートとして楽しめます。
盛り付ける器次第で、洋風にも和風にも見えます
バニラアイスに合うお菓子といえばクッキー。まず、塩味の効いたクッキーを砕いてグラスに敷きつめ、そのうえにアイスを3段重ね。さらにあずきを添えたらクッキーをもう一枚加えてパフェ風にアレンジ。ちょっとゴージャス過ぎますね…
クッキーを加えて、パフェ風にアレンジ。食べ応え満点です
クラッシュしたコーヒー味のかりんとうをまぶします。かりんとうのカリカリとした食感と、アイスの滑らかな口当たりの違いを楽しみます。
コーヒー味のかりんとうを合わせたアフォガード
アフォガードの味の決め手は、なんといってもコーヒーのコク。コーヒー豆は、エスプレッソ用のものが最適です。焙煎具合は、苦味のある深煎りや中深煎りがおすすめですが、苦手な方は、苦味の少ない中煎りでも十分堪能できます。
写真のコーヒーは、カフェノマオリジナルブレンド。ドリップやプレス用の中煎りですが、エスプレッソにも良く合います。
アフォガードの魅力は、アイスとコーヒーさえあればいつでも気軽に楽しめるところ。食後のデザートとして、または思いがけない来客時のおもてなしにもピッタリです。アレンジも自在で、その時の気分や状況に応じて量や盛り付けを変えてみる楽しさもあります。
小さな焼き菓子を一緒にお皿に添えると、一段と華やかなデザートに見えます
甘いものが苦手という方でも、アイスクリームとコーヒーの組み合わせは意外と受け入れられるもの。一口で、まるでカフェにいるかのような気分になれるアフォガードで、いつもと違ったコーヒータイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。
