旅行のお供に。空の旅と焼き八ツ橋

2024/04/12 12:23:56

ぼんやりと伊丹空港で待ち時間を過ごしていた私。人々がお土産を選んでいる様子を見ながら、ふと「自分へのお土産ってないよね?」と思ったんです。それから探し始めた自分だけのお土産、それが「焼き八ツ橋」でした。

DSC06308瓦のような形をした、焼き八つ橋。実はこれは琴を模したものだそう。ブラックコーヒーと一緒に2−3枚も頬張れば大満足

皆さんにも馴染みのある、三角形の皮の中にあんが詰まったあの京都の銘菓、八ツ橋。私が選んだのはその皮を硬く焼き上げたもの。飛行機の中でコーヒーを飲みながらちょっと甘いものを食べたくなったら、この焼き八ツ橋がぴったり。パリッと軽い食感で、飛行機の中でもささっと食べられるんです。

DSC06315小袋用に短くカットされた焼き八ツ橋。伊丹空港の搭乗ゲート脇などでよく見かけるタイプ。自分用にピッタリの気取らないチャック付きの袋にはいっています

お土産コーナーの一角で見つけたこの焼き八ツ橋、今では私の旅行のお供となりました。シナモンを思わせる香り、そしてニッキのほろ苦さ。これがコーヒーと合わさると、あの特有の美味しさが口の中で広がるんです。

DSC06317写真はすべて聖護院八ツ橋総本店のもの。原材料はさとう、米粉、桂皮末、けしの実、ととてもシンプル。賞味期限は袋入は90日でオンラインでの取寄も可能です

小さい頃は、正直、八ツ橋は苦手でした。子供心にはニッキの独特の風味が理解できなかったのかもしれません。でも今となっては、その風味こそが焼き八ツ橋のいちばんの魅力。そして、その甘さが濃いめのコーヒーと相まって、飛行機の中でほっと一息つく瞬間を作り出してくれるんです。

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お馴染みの味だけど、焼いたタイプにはまた、新しい発見があるかもしれません。もしゲートで見かけたら、自分へのささやかなお土産として、一度試してみてはいかがでしょうか?