北欧ビンテージを扱う家具店に行くと必ず見かけるこの不思議な形の家具。独特な形状をしたこの家具は、もともとは裁縫や手芸のためのテーブルだったんだそうです。
数十年前のテーブルのためか、全体的に小ぶりで、私たちを含め裁縫用に購入するひとは稀だと思います。おそらく別の目的で手にする人がほとんどではないでしょうか。今回は、私たちの「ソーイングテーブル」の使い方についてまとめました。
奥行き48 x 幅64 x 高さ59cm。このサイズ感が、リビングの空間にぴったりフィットします
私たちは、ソファサイドテーブルとして、この「ソーイングテーブル」を使っています。ソファから手を伸ばせば、カップや雑誌がすぐに取れるサイズ感。
テーブル部分は、必要に応じてスライドさせることも可能。上から籠の中のモノを取り出すことができます。一見シンプルですがいろいろと細かい配慮がなされています
見ての通り、一般的なテーブルより小さく、狭い空間でも十分に活用しやすいのが魅力。小さな本体には、糸や針、ボタン、布などを整理・収納するための引き出しや籠が付いています。
我が家では、ペーパーナプキンやランチョンマットなどを収納しています
このソーイングテーブル、何よりビンテージならではの素朴さと温かみが魅力。家具店で見かけた時、白い脚と木枠の部分に思わず目を奪われました。ノスタルジックな雰囲気もあり、小さいながら存在感があります。
比較的高さがあり、脚や木枠の部分が白いタイプのものは珍しいかもしれません。むしろその点が購入の決め手になりました。籠部分は取り外しできます
白い床に馴染む白い脚のキャスター部分。コロコロと移動も比較的楽チンです
小さな家具のため、狭く限られた空間でも取り入れやすいこのソーイングテーブル。ビンテージならではの素朴さや温かみを加えることができます。実にいろいろなデザインのものがありながら、その多くは「一点もの」。使い方や好みにピッタリフィットするものに出会えたら、そのときが「買う」タイミングなのかもしれません。