周囲に馴染む雑貨、インテリア|ドイツ製ケーキスタンド

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2024/04/13 10:30:31

家作りのアイデアの素(もと)になっているお気に入りのカフェ。キッチンの参考にもした数々のカフェのカウンターには、必ずといっていいほどケーキスタンドが置いてありました。カウンターの隅の席に座り、コーヒーを飲みながらドーナツを頼もうかどうかと眺めてる… ただそれだけでなんとなくワクワクしてしまう場所、それがカフェのカウンターです。

20180228-_MG_9658-2-2自宅のキッチンカウンター。カウンター上には、ガラス瓶に混じってケーキスタンドが並んでいます

そんな想いから集めるようになったケーキスタンドですが、今回ご紹介するのは、ドイツのフランクフルトでみつけたもの。おそらく通算10回以上は訪れたことがある、大好きな老舗キッチン用品店のひとつです。

_MG_4106-2-2中央:ASA SELECTIONのケーキスタンド。キッチン用品専門店の「LOREY(ローライ)」で見つけたもの。200年以上も前に創業した老舗の中の老舗店。5フロアあるビルが丸々キッチン用品で埋め尽くされています。

コーディネートしやすいドイツ製アイテム

シンプルでしっかりした作りが気に入っているドイツのキッチン用品。かわいらしさや派手さはありませんが、無駄がなく、私が望むインテリアコーディネートにぴったりとフィットしてくれます。

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周囲に馴染むように

インテリアを考えるときに最も気を配る点は、“周囲に馴染むかどうか”ということ。個性があってはっきり主張するモノより、すこし控えめなほうが、並びあったときによく馴染む印象があります。建築でいえば、家より町並み(ランドスケープ)に気を配るようなイメージです。

photo1811-2カウンター上のガラス瓶はキッチン奥のモノの生活感を隠すため。個性より並んだときの馴染む感じを大切にしています。

このケーキスタンドの一番の魅力は、シンプルで真っ白なこと。ぽつんとひとつ置いて飾ると寂しい印象になりますが、キッチンカウンターに、同じ素材のガラス瓶とならべて置くと統一感があり、すっきりとしながらどこか賑やかな楽しい印象も与えてくれます。

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空のままの日も多いのですが、お菓子が入ると、カウンターの“カフェ感”が増した気になります。ここに座ってコーヒーを飲みながら、スタンドからお菓子を取り出す瞬間、私のなかの“お家コーヒー”が、ハイライトを迎えるのです。