うちカフェの定番!アレンジが楽しい、自宅でつくるコーヒーゼリー

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2024/04/13 7:02:06

夏の風物詩といえばコーヒーゼリー。長年、自宅のコーヒータイムの様子をご紹介してきましたが、私たちにとってもコーヒーゼリーは、毎夏登場する定番デザートになっています。

 

今回は、いままでご紹介してきたコーヒーゼリーを写真で振り返りながら、私たちのこだわりや、おすすめの食べ方、レシピについてご紹介します。

ゼリーはブラックコーヒー

コーヒーを固めたゼリーの部分。私たちは甘くせずブラックコーヒーをそのまま固め、甘みはあとから調整できるようにしています。

2017-04-01 12.44.56-2-2いつも飲むコーヒーより1.2-1.5倍ほどの濃さで作ると苦味も感じられおすすめです。コーヒーゼリーの味は、浅煎り/深煎りなど焙煎度の違いによっても変わります。

コーヒーゼリーの食感

コーヒーゼリーの食感は、ゼリー状に固める材料によります。柔らかい食感を好む私(弓庭)は、ゼラチン派。

_BasicNeedofLifePlus9435-2ゼラチンを使ったコーヒーゼリー。他にも植物由来の寒天(アガー)や、海藻由来のもの、果物に含まれる成分を利用したものもあります

ゼラチンを使ったゼリーのレシピ
淹れたての温かいコーヒーにゼラチンを混ぜてよく溶かせます。しばらくしたら冷蔵庫に入れ、冷やして固めます(コーヒー500mlに対し、ゼラチン9g)※粉ゼラチンタイプを利用した場合

フレッシュクリーム&シロップ

ほろにがいコーヒーをデザートに仕上げる定番といえば、フレッシュクリームとシロップ。トッピングするボリュームを調整すれば、シンプルにもデザート感たっぷりのゼリーにもなります。

201901075372-2フレッシュクリームとシロップを添えて。シロップはお好みで量を調整します。フレッシュクリーム上のものは、コーヒーの微粉

フレッシュクリームの合わせ方
動物性生クリームを3分立てぐらいに泡立てます。ふるふるのゼリーと、柔らかいクリームの絶妙な組み合わせが楽しめます。

シロップ
水(100cc)、さとう(100g)を混ぜて火にかけ溶けたら完成。水をコーヒーに変えれば、自家製コーヒーシロップに。多めに作り置きしておけば、アイスコーヒーやパンケーキ、フレンチトーストに使えます。

202004157497-2フレッシュクリームは、動物性クリームを3−5分立てぐらいの柔らかめが好みです

バニラアイス

喫茶店メニューのコーヒーゼリーをイメージして、さらにバニラアイスをトッピング。デザート感が増します。

_MG_3897-2-2アイスの上にはコーヒーの微粉をトッピング。コーヒーのほろにがさとバニラアイスの甘みのコントラストを楽しみます

20170828-_MG_6503-2-2モザイク状にゼリーをカットするとクリームがよく馴染みます

コーヒーゼリーの三色トリオ

コーヒー、カフェオレ、ミルクの3色を重ねた、見た目に楽しいトリオのゼリー。一色ずつ順番に冷蔵庫で固めます。固めては取り出しまた冷蔵庫へ、と繰り返すのですが、グラスを斜めにして固めるのがポイントです。

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レシピ〈材料 3〜4個分〉

  • コーヒー液|コーヒー300ccに砂糖大さじ1.5を入れて溶かす。
  • 牛乳液|軽く温めた牛乳300ccに砂糖大さじ1.5を入れて溶かす。
  • カフェオレ液|上記のコーヒー液100ccと牛乳液100ccを合わせてよく混ぜる。
  • 粉ゼラチン|混ぜて溶かすだけのタイプのものを、あらかじめ準備(各5gを3つ分、合計15g)

1.コーヒーゼリー部分を作る
温めたコーヒー液に、粉ゼラチンを入れよく混ぜる。完全にゼラチンが溶け、粗熱が取れたらグラスに入れグラスを斜めに傾けて冷蔵庫で冷やす。

2.カフェオレゼリー部分を作る
1で作ったコーヒーゼリーが固まったのを確認する。
温めたカフェオレに、粉ゼラチンを入れよく混ぜる。完全にゼラチンが溶け、粗熱が取れたら静かにカフェオレ液を注ぎ入れる。引き続き傾けて冷蔵庫で冷やす。

3.牛乳ゼリー部分を作る
2で作ったカフェオレゼリーが固まったのを確認する。温めた牛乳液に、粉ゼラチンを入れよく混ぜる。完全にゼラチンが溶け、粗熱が取れたらグラスを立てて静かに牛乳液を注ぎ入れる。冷蔵庫で冷やして固まれば出来上がり。

※ゼラチンは最適な温度は50-60℃と言われていますが、詳しくはお使いのゼラチンの使用方法をご参照ください。

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いかがでしたでしょうか。スーパーやコンビニなどでもすぐに手に入る身近なデザート コーヒーゼリー。それでも自宅で淹れたコーヒーで作るゼリーは、また違った楽しみがありますよね。

実をいうと… 最近では、すっかり甘みを抑えコーヒーの味そのものを楽しむようになっています。トッピングを控えコーヒー豆の種類を変えるようにして。デザートというより、「歯ごたえのあるコーヒー」と言えるのかもしれません。